YAMAHA YPJ-R スポーツサイクルまったり選び

スポーツサイクルまったり選び
スポーツサイクルまったり選び > YAMAHA YPJ-R

試作コンセプトモデル YPJ-YZ(プロトタイプ) 新型ハイエンドスポーツモーターPW-X2を搭載?

DSCN9631frw.jpg

試作コンセプトモデル YPJ-YZ(プロトタイプ) 新型ハイエンドスポーツモーターPW-X2を搭載?

このフルサスYPJ-YZはebikeのコンセプトモデル。
アルミフレームを採用したヤマハ初の、フルサスペンションモデル試作機になっています。
ファン&エキサイティングをコンセプト。日常から非日常と楽しめるebikeを提供したいという思いから誕生。
(´・ω・`)まだ試作機ですが新型ハイエンドスポーツモーターPW-X2を搭載しているっぽかったので、まとめてみました。

500Whのリチウムイオンバッテリーをインテグレートで搭載。
コンセプトモデルということで型式非公開のドライブユニットを装備。
(ハイエンドスポーツモーターPW-X2をコンセプトモデルに使用していている様でした)
ヤマハとしては販売が決定したら、細かい仕様をお客様に提供したいそうです。

DSCN9637.jpg
フレームの形状自体はセンターに重量物をもってきた、ヤマハのモトクロス技術を投入したデザイン。
カラーリングはブラック系ですが、もしかしたら変更あり?
市販に関しての日程はまだ出ていないようですが。
ファン&エキサイティングをコンセプトに掲げてはいるが、競技用ebikeとしてのレーシング性能を有したモデルとも言えます。
DSCN9635vds.jpg
MTB競技で使用する事を想定
オートバイなどを手掛けるヤマハの技術が生かされている、フルサスペンションeBIKEでもあります。
(´・ω・`)ヤマハモトクロスレーシングモデルの流れを汲んでいるあたり、他ブランドとの差別化がありそうですね。


センターマスコンセプト……ヤマハモトクロス競技専用車YZの技術を投入
センターマスコンセプトとは、フレームの重心に重量を集中。
オートバイの運動性能を高めるヤマハ独自の設計思想です。
こうやってダウンチューブでバッテリーを覆う(挟み込む)レイアウト機構が「センターマスコンセプト」の特徴になっている。
悪路やトレイルにおける安定したコーナーング性能&軽快な取りまわしが可能。

YPJ-XC同様に大容量バッテリー500Wh(36V-13.3Ah)になっている。
見ての通り、バッテリーはダウンチューブに収納されている様に見えるが、あえてバッテリーを露出させ視覚的に確認出来る点もユニークなデザインだ。
あえてダウンチューブ内に収納されたバッテリーを露出させることで軽量化を稼ぐ設計にもなっている。
DSCN9636bd.jpg
(´・ω・`)モトクロス競技用オートバイの流れを汲むフルサスeBIKEですが、MTB競技などでの非日常的な使用はもとより、日常においても使用可能。
DSCN9634hd.jpg
DSCN9632vad.jpg
もちろんアルミフレームの剛性や、車重にもこだわりを見せている。
特にデザインに力を入れており、視覚的にもユーザーが興奮するような効果も狙ってスタイリッシュなデザインだ。
jdye5y7364.jpg
ハイエンドスポーツモーターPW-X2をコンセプトモデルに使用
ヤマハの世界的に高い評価を受けているフラッグシップモデルドライブユニットPW-Xを引き継いだ、新型ドライブユニット。
パワフルでシャープなペダリングレスポンスなPW-Xの性能を引き継ぎ
より高いケイデンス範囲でパワーサポートを強化。
pw-x2_pict_001.png
ハイケイデンスで安定したハイパワー
新しいPW-X2は、ライダーが最も必要とするときに必要なパワーを提供。前ドライブアシストユニットPW-Xよりにさらに優れています。100rpmでの出力は、前モデルPW-Xより最大50%高くなっています。
pw-x2_pict_002few (1)
E-MTBライドのPW-X2専用自動サポートモード
PW-X2専用に調整された自動サポートモードは、状況に応じて、バイクの3つのライディングモード(エコ、スタンダード、ハイ)から選択。トレイルライディングからレースまでの範囲で最適なアシストを提供します。このシステムは、平坦な道路でのアシストを減らしますが、急な坂道でのパワーを高め、ライダーの心を読み取るかのように見えるきめの細かいアシスト感を提供。
pw-x2_pict_003fwe.png
高出力
ヤマハによると本当にパワフルな電動アシストというのは、ライダーが望むパワーを素早く確実に届ける能力を意味します。
必要な時に必要なアシストパワーを手に入れる事ができます。
新型PW-X2は独自のエクストラパワーモード(EXPW)を備えている点に注目。
EXPWモードでは、大幅に改善された冷却効果により、ユニットはモーターの電力をより適切に利用。
全範囲でアシストトルクが向上するだけでなく、従来モデルに比べ高回転までアシストを維持します。

(´・ω・`)走行時におけるタイトなターンや困難な急な坂道からの復帰時に、ライダーに強力なアシストを提供。
兎に角アシストが必要になったら、エクストラパワーをオンにすれば乗り切れる!!
20181120115439237gre.jpg
YAMAHA YPJ-XC  E-MTB向けドライブユニット「PW-X」搭載
とはいえYAMAHA YPJ-XC E-MTB向けドライブユニット「PW-X」だって、とんでもないパワーなんですけどね。
他ブランドの電動アシストユニットと比較しても最大クラスのパワーだったのに……新型ハイエンドスポーツモーターPW-X2はそれを凌駕する訳か。
YAMAHA YPJ-XCに試乗した際、アシストパワーが圧倒的すぎて、絶句しましたが。
やはり山用なんだな……と。
DSCN6742jttjyrfwe.jpg
坂道だけではなく、平地を走ってもパワーを実感できましたし。
前方にどんどん引っ張られる様な感覚を覚えます。
元々山用eMTBとしてPW-X開発されただけあって、確かにアシスト感が急勾配や坂道に向いていました。
(´・ω・`)実にPW-Xはコンパクトなドライブユニットでしたが、新型PW-X2は更にコンパクトな様で。
pw-x2_pict_006.png
第1世代のPWシリーズモーターに対する外形寸法の比較
PWに比べて新型PW-X2は容量13%削減し、コンパクトなデザインに成功。
pw-x2_pict_007.jpg
中空アクスルシャフトとギアの軽量化により、大幅な軽量化を実現
新型PW-X2ドライブユニットをコンパクトにすることは、車重を軽くするだけでなく、理想的なフレーム設計の妨げになりません。
中空アクスルシャフトの採用、ギヤの薄肉化、ケースの薄型化などにより、380gの徹底した軽量化を実現。


(´・ω・`)実際新型YPJ-YZに、欧州向け新型ドライブユニットPW-X2が搭載されるかどうか不明ですが。
Wサスという事だけではなく、ヤマハモトクロスの技術を引き継ぎつつ、実はドライブユニットまで最新鋭の新型フルサスeBIKEという事になったら、凄い事になりそうです!
「ヤマハ」2018 YPJ-XC 27.5インチ(650B) 油圧ディスクブレーキ 電動自転車 マウンテンバイク

2020年03月29日 トラックバック(-) コメント(-)

YAMAHA YPJ-EC試乗体験インプレ SHIMANO SORAスペックメカニカルディスクブレーキの優れた制動性について

DSCN8100cds (1)
YAMAHA YPJ-EC試乗体験インプレ
ヨーロッパで流通している「PWseries SE」ドライブユニット搭載した、クロスバイクタイプのeBIKEです。
(´・ω・`)ちょっと興味があったんですよね、eBIKE用の本格ドライブユニットを搭載したクロスバイクがどんな走りをするのか・

これ、マジでいいですよ? 走りもパワーも全体的なバランスが秀逸に仕上がっています。
コンポーネントの仕様が凄く合っているんですよね。
全体的にSORAスペックで固められていまして。
メカニカルディスクブレーキ(キャリパーBR-R317)の制動力も、ラビットファイヤータイプのシフターも上手く釣り合いが取れています。
DSCN8101cs.jpg
ブレーキ(前) SHIMANO SORA 機械式ディスクブレーキ
スルーアクスル対応剛性の高いスルーアクスル対応
メンテナンス性に優れ、扱いやすいSHIMANO製の機械式ディスクブレーキ(SORAシリーズ)を前後に装着。
φ160mmのディスクローターを採用。


(´・ω・`)これは驚いた。軽いブレーキ操作でしっかりと制動力が加わる。
油圧より効きが良くないか? SORAスペックのメカニカルディスクってこんなに扱いやすかったのか……
しかもパーツもリーズナブルに済むので、定期的なメンテで交換する際にもコストが安く済みますし。

(意外にも、メカニカルディスクブレーキと電動アシストの相性は良かった)
YAMAHA YPJ-ECって、やはりeBIKE用のドライブユニットを搭載しているだけあって、パワフルかつスピーディーなアシストが可能。
他のクロスバイクと比べても、スピードを出しやすいモデルではないでしょうか?
だから、ディスクブレーキの存在が実に重要なんですよ。
電動クロスバイクとしての走行性能は、上位クラスの部類にはいるのではないでしょうか?
201904131125334b2cds.jpg
YAHAHA YPJ-ER
20190413112528e65cvds.jpg
ブレーキ SHIMANO Tiagra 油圧式ディスクブレーキ
YAHAHA YPJ-ERにはディスクローターを採用した、SHIMANO製の油圧式ディスクブレーキ(Tiagraシリーズ)を前後に装備。


YAMAHA YPJ-ECのSORAスペックメカニカルディスクブレーキの効きは、YAHAHA YPJ-ERのSHIMANO Tiagra油圧式ディスクブレーキよりブレーキ性能が高かったです。
( ;゚ω゚).YAMAHA YPJ-ECがフラットバーな事も関係しているのでしょうが。
メカニカルディスクの性能が、油圧ディスクを上回る事もあるのか……
自分自身、この結果に驚いている。

DSCN8105cs (1)
DSCN8106cds.jpg
ラピッドファイヤーシフト確実な操作を可能にするSHIMANO製シフトレバー
ハンドル左右に配置したシフトレバーにはSHIMANO SORAのラピッドファイヤーシフトを採用。
操作性に優れ、スムーズなシフトチェンジが行えます。

(´・ω・`)見ての通り、変速スイッチはグリップを握りながら左手親指で操作可能。
変速操作するシフター感覚で、アシストモードをスピーディーに変更可能。
この位置にアシスト変更の為のスイッチを配置した事が、凄く効いている。
YPJシリーズの中において、一番アシストモードを変更し易かった。
eBIKEにおいてアシストをコントロールする為のスイッチの配置って、実はかなり重要な事なんだと思い知らされた。
DSCN8102cds (2)
36V-13.3Ah※1大容量バッテリー
ハイモード89km スタンダードモード109km エコモード148km プラスエコモード222km
YAMAHA YPJ-ECは大容量バッテリーを搭載し、実に222kmアシスト可能な訳ですが。
(´・ω・`)ぶっちゃけ、個人的にはハイモードでフルパワーのアシストを効かせながらスポーティーに乗りたい。
だからハイモードで普段使いしたいな……贅沢だけど、それでも80kmも走れるんだから凄まじいですよ。
YPJ-ECってスポ―ティーかつパワフルな走りが似合うし、それに合った仕様をしているんですよね。

ただ、最大222kmって……YPJ-ECのスペックは電動クロスバイク視点で見ても怪物ですよ……
DSCN8105cs (2)
フロントディレイラーSHIMANO SORA外装変速18段
扱いやすい操作性やスムーズな動作を可能にするSHIMANO SORAを採用。
フロントギアは50T/34Tのダブルタイプでリヤ9段ギアとの組み合わせで全18段変速を採用しています。
DSCN8102cds (1)
フロントディレイラー SHIMANO SORA外装変速18段
フロントギアは50T/34Tのダブルタイプでリヤ9段ギアとの組み合わせで全18段変速を採用しています。


やはり走行感、変速感などはクロスバイクというよりはフラットバーロードに近い。
踏み込むと一気に反応して、加速するので実に快感だった。
アシストが加わっている……というよりはまるで自力でスポーティーな走りをする感覚。
(´・ω・`)まあ、実際はアシストパワーの恩恵が大きいのですが。
まるで、自分の実力がパワーUPしたかと勘違いしてしまいます。それ位パワフルだけど自然なアシストもしてくれます。
DSCN8100cds (2)
通勤~ツーリング対応の700×35Cタイヤ
(´・ω・`)確かにYAMAHA YPJ-ECは能力的にツーリングに使えるeBIKEではある。
ただYPJ-ECは街乗りや通勤通学にに使い易い、フラットバー仕様という一面もあるんですよね。
しかし、700×35Cサイズタイヤながらどうして走りにあれだけ軽快に走れたんだろう?
DSCN8103cds.jpg
リヤディレイラー 市街地から長距離まで快適なリヤ9段変速
パワフルなアシストと歯数11T~30Tの9速リヤスプロケットのマッチングで市街地から長距離走行まで快適な走りを実現。
リヤディレイラーにもSHIMANO SORAを装備しています。


普段は街乗り、休日は長距離ツーリングと日常から旅までダイナミックに使えるeBIKE.。
(´・ω・`)クロスバイク目線でも、走りはアシストのお蔭で軽快だし。
ブレーキ性能も、変速性能、スポーツ性など凄くまとまっている。
YAMAHA YPJシリーズの中において、普段の脚として使う分には一番適している感が。
YAMAHA YPJ-ECの美味しい所は、見た目電動自転車なんですけど。
実は欧州でも評価が高い「PWseries SE」ドライブユニット搭載を搭載した、アシストの面でも距離の面でも圧倒的なeBIKEとしての性能を有している点ですね。
実は電動アシスト自転車とは走りや走行性能に関して、圧倒的な差がある訳ですよ。
(低速でも安定感が際立つ)
低速でも、安定感が際立ちます。万能タイプと言えばそれまでですが。
乗り易さ、扱い易さ、スピードを出した場合の安定感……全てにおいてバランスが取れているアシストモデルです。
DSCN7139xsacs.jpg
YAMAHA YPJ-TC
やっぱりYPJ-TCの場合、油圧ディスクに、フロントサスが用意されているので実際に走ってみて悪路に強い印象を持ちました。
コンポーネントは同じ、SORAスペックだけど。
グラベルロード感というか、ツーリング色の濃いモデルでした。

YAMAHA YPJ-ECの場合、重量を抑えたメカニカルディスクに、リジットフォークなどを用意。
フラットバーロードやクロスバイクに近い仕様に徹して、街乗り性を高めていましたよ。

(´・ω・`)怖いのは両モデル共に200kmオーバーの、アシスト走行可能距離を誇ることです。
距離の面においては、甲乙つけがたいですね。
YAMAHA(ヤマハ) 2018 YPJ-EC サイズL(170cm-) ピュアホワイト 電動アシスト自転車

2019年04月16日 トラックバック(-) コメント(-)

YAMAHA YPJ-ER試乗体験インプレ これ、現代における電動ツーリング系ランドナーeBIKEじゃないですか?

DSCN8092vfe (2)
YPJ-ER試乗体験インプレ
油圧ディスク仕様のクロスオーバーバイク「YPJ-ER」に試乗してみました。
(´・ω・`)これ、現代における電動ツーリング系ランドナーじゃないですか?
実際試乗して、かなり距離に強そうな走りでしたよ。

(操作系が楽だった)
やはり、油圧ディスク仕様なのでブレーキの効きが楽だった点が印象的。
変速操作もステム上に配置。
操作し易い上に、なんとなくステム上に配置されたレバー変速をしている気分でアシストモードをコントロール出来る。
変速操作やブレーキ操作、それにアシストモードの変更が楽に出来るんですよね。

(一定のアシストで走るのが得意なタイプ)
アグレッシブなイメージだったけど、実は一定のペースで走るのが得意なロード系eBIKEでした。
グラベルロードやアドベンチャーロードの様な悪路走破性は無いですね。
少なくともジャンプとかはNG。
DSCN7355xdeqfew.jpg
通常の路面に対して、軽い砂利とか悪コンディションに強いロード……つまりEMPEROR Touring Conductorの様なツーリングモデルが電動化したらこんな感じになるのでは?
タイヤも同じ700×35Cですし。
ツーリングモデルや日本的なランドナーに近い走破性を有しているモデルがYPJ-ERじゃないかと。
流石に乗り心地や走行感は異なりますが、共通する部分が多い。
やはり1960年代から発達してきたランドナーも、YPJ-ERも日本発のモデルですから。
日本の路面に合わせたモデルじゃないですか?
不思議と近い仕様になるのかな?

(´・ω・`)聞いた話だと、プラスエコモードで242km走れるそうですが。
その気になれば、更に距離を伸ばせるらしい。
あくまでプラスエコモード時における平地においての最長距離。
適切なギア比を選択すれば、242km以上走破可能だとか。
試乗時に山を3つこなしたというお話。
他のeBIKEにおいても、200km以上こなせるモデルってそう数はないですよね……
DSCN8091vfe (2)
バッテリーランプ バッテリー供給式のバッテリーランプ
変速はSTI仕様。
バッテリーランプとか、ツーリング時において活躍しそうだ。
雰囲気が米国のマリンとかジェイミスのグラベルロードに近い。
DSCN8095vfe (2)
スイッチユニット
1.走行モード切替ボタン(アシストアップ)
2.走行モード切替ボタン(アシストダウン)

つまり昔のレバー変速機構が、アシスト操作スイッチに進化した……なんとなくそう感じてしまう。
グラベルロードの様なオフロードコースを走る為の仕様ではなく、ツーリング時などにおける使い勝手の良さを重視しているかのような仕様。

レバー変速の為に一旦手を放すではないですか?
YPJ-ERはフラットバーの様に握りながら、アシストモードを変更可能。
(´・ω・`)特にアシストモードを変更するとき、ツーリングモデルに試乗している様な錯覚に襲われた。
DSCN8091vfe (1)
ブレーキ SHIMANO Tiagra 油圧式ディスクブレーキ
φ160mmのディスクローターを採用した、SHIMANO製の油圧式ディスクブレーキ(Tiagraシリーズ)を前後に装備。

DSCN8092vfe (1)
「PWseries SE」ドライブユニット搭載
基本的に平地や坂道に強い。
ただグラベルロードやMTBがこなすような、林道や過酷な山道はちょっと無理。
過酷過ぎる路面を走ってしまうと強烈な衝撃は、直接上半身にくるはずだ。


(´・ω・`)やっぱりツーリングモデルみたいな使い方が、一番YPJ-ERの長所が伸びるはず。
クロモリフレーム程の快適性はないが、YPJ-ERから繰り出されるアシストパワーそのものが快適で脚の疲労は激減しますし。
(上手く説明しにくいが……上半身は多少の振動がくる。下半身はアシストパワーのお蔭で楽が出来る。)
流石に35Cタイヤを装着してあるので、ツーリングにおける悪路程度は簡単にこなしてしまうのでは。
DSCN8095vfe (1)
YPJ-ER 36V-13.3Ah 1大容量バッテリー
ダウンチューブのスペースをほとんど埋め尽くす、巨大なバッテリー。
バッテリー容量そのものが大きい為に、バッテリー充電回数も少なくて済むそうだ。
(´・ω・`)ツーリングに使用した際にも距離をこなせる為に、予備のバッテリーを用意しなくて済むという利点も。

兎に角バッテリーの減りに強いモデルなので、疲労が溜まってきた際に思う存分最強のアシストモード「ハイモード」を使うという利点も。
DSCN4802fsddegtfrrwe.jpg
DSCN4805grei.jpg
YAMAHA YPJ-Rのバッテリーは 25.2V/2.4Ah
エコモードでは48km走破可能。
YAMAHA YPJ-Rのバッテリー形状はコンパクトな分、最大48kmアシスト走行可能。
YPJ-ERはバッテリーサイズが大型な分、242kmアシスト走行可能。
(´・ω・`)やはり同じドロップハンドルタイプとはいえ、YPJ-ERの方がアシスト可能な距離を伸ばしていますね。
ただ、サイズが大きい分目立つと言えば目立つ。
特に重量感みたいなのは、感じなかったけど。
DSCN8093fve.jpg
リヤディレイラーにもSHIMANO Tiagraを採用。
歯数11~32Tの10段リヤスプロケット

もちろんアシストパワーを強めに設定して、アシストパワーを生かしながらパワフルに走行する事も可能。
当然ながらアップダウンにも相当強い。
登りはアシストが担当してくれるし、下りは油圧ディスクが担当。
ただYPJ-ERはアシスト距離をとことん伸ばそうという、ツーリングモデルの様な方向性。
DSCN4802fsddegtfrrwe.jpg
YAMAHA YPJ-Rと比べてどうか?

(´・ω・`)やはりロードの様なスピード感や、運動性を重視するならYPJ-Rですね。
YPJ-ERは山での登り下り、平地でのツーリング性を強化したモデルですわ。
(ぶっちゃけ、YPJ-ERは体力なくても相当ツーリング時楽が出来る。アシストモードさえ適切なら脚力必要無いし……)
やっぱりYPJ-ERは大容量バッテリーと、ディスクブレーキの存在が実に巨大。
普段使いならYPJ-ERの方が距離を心配しなくていいし、更にYPJ-R程道を選ばなくていい分活躍しそう。

ただロードに近いスポーツ性を重視するなら、YPJ-Rという事になります。
YPJ-Rの方が、変速操作に関しては105な分やはり快適。
スポーツ性はYPJ-R、ツーリング性能はYPJ-ERかな。

同じYAMAHAブランドだけど、バイクごとに個性が分かれているので面白いですね。
変な話ですが、クロモリフレーム版YPJ-ERとか出てきたらちょっといいかな? と妄想してしまった。

もしeBIKEで、ツーリングするならYPJ-ERが一番最適なのでは?
「ヤマハ」 YPJ-ER 油圧式ディスクブレーキ 電動自転車 ロードバイク

「ヤマハ」 YPJ-R 700C 電動自転車 ロードバイク

2019年04月14日 トラックバック(-) コメント(-)

2018 YAMAHA YPJ-TC 自然と地球を愛するなら、環境に優しい電動トレッキングバイクで旅をするのが正解。


DSCN4442t34t3 (2)
YAMAHA YPJ-TC
YAMAHA eBIKEシリーズであるYPJシリーズにおいて、初の電動トレッキングバイクモデルである。
(´・ω・`)この地球でトレッキングバイクを使って旅する場合、地球と環境に優しい移動手段の一つですよ。
二酸化炭素は出さない、静音性が高く、なおかつパワフル。


トレッキングバイクって?
荷物を運搬する為のキャリアー、泥除け、駐輪の為のスタンド、悪路や天候にも左右されないディスクブレーキ、フロントサスペンションなどを搭載した長距離走行を目的としたEUで流行しているバイク。
EUなどでは日常的な移動などに使用され、街乗りなどに使い勝手がいい。
DSCN4449gegew (1)
どちらかというとYPJ-TCって、ツーリング時に走破しなくてはならない、山系や坂道を意識したバイクなんですね。
(´・ω・`)トレッキングバイクというと、自転車文化が発達した国で愛用されるバイクモデルではないですか?
ヤマハとしてはそれだけ日本市場の未来性に賭けた結果、電動トレッキングバイクを出してきたんじゃないかと思うのですが。


実はヤマハは、電動トレッキングバイク開発に以前から力を入れているブランドでもあるのですよ↓
img03frrwger.jpg
feasfe2332.jpg

YAMAHA オフロードタイプ電動バイク コンセプトモデル「エレクトリック・マウンテントレール PED2」
YAMAHAはオフロードタイプ&山系オートバイの分野においても、電動化に力を入れている。
これは、そのコンセプトモデルです。

自然の地形を相手にする電動トレッキングバイクなら、確かに排気ガスを出さないのでエコであるんですよね。
更に電動モーターは、静音性も高いのでより自然に溶け込みやすい。
fafea43535.jpg
ゼロスタート時に最大トルクを提供し、走行時安定した出力を常に提供な能な「電気モーター」はトレッキングバイクにも最適なのだ。
YAMAHA YPJ-TCもエコ志向でパワフルに走れる、トレッキングバイクなのかもしれない。
自然と地球を愛するなら、電動トレッキングバイクで旅をするのが正解。
DSCN4439fer (1)
YAHAMAは電動オフロード系オートバイとリンクさせるつもりで、電動アシストトレッキングバイクに力をいれているのかもしれない。
いずれにしても、電動トレッキングバイクのノウハウは有しているはずだ。
(´・ω・`)しかしこうして見て見ると、ガソリンエンジンの時代は本当に終わりを迎えつつあるんだな……。
DSCN4441gtr.jpg
コンパクトマルチファンクションメーター
様々な情報が表示可能な液晶ディスプレイを採用。
(速度やペダリングパワー、消費カロリー等)
更にマイクロUSBポートも搭載し、スマートフォン等への給電が可能。

誰にでも親しみやすい&操作性が用意なフラットバー仕様になっている。
また街乗りの際、アップライドな姿勢で走行可能。
index-photo_0ik10-6.jpg
バッテリー供給式の新型バッテリーランプ
(´・ω・`)夜間などの走行に対応出来る幅広さは、トレッキングバイクならでは。
DSCN4439fer (2)
SHIMANO Acera油圧式ディスクブレーキを前後に装着。(φ160mmのディスクローター)
電動クロスバイクの「YAMAHA YPJ-EC」は、メカニカルディスク仕様。
長距離やツーリングにも対応可能なトレッキングバイク「YPJ-TC」はより強力な油圧ディスク仕様だ。
また凹凸に対応可能なフロントサスはYPJシリーズにおいて、初搭載になる。

タイヤは700×35Cサイズを前後に装着。
舗装路での快適性を高めた700×35Cサイズタイヤ。
EUのトレッキングバイクの標準タイヤサイズである、「700×35C」サイズをヤマハは採用してきましたね。
タイヤサイズは、EU標準か。
DSCN4444fw (2)
(´・ω・`)地味な話だが、最初から専用泥除けを用意してきたという点は評価してよいのでは?
後付けオプションで、更に追加料金を払わなくて済むし。
DSCN4447t343 (2)
シマノSORAスペック外装18速(前2速×後9速)
リヤディレイラーには、スポーツ走行で高い実績を誇るSHIMANO SORAを採用。
gallery_pict_003tgr.jpg
欧州で流通しているYAMAHAパワーユニット「PW-SE」を搭載。
(´・ω・`)ちなみに、海外でYAMAHAパワーユニット「PW-SE」はeMTBなどに使用されていた。
山系MTBにすら採用されている、強力なアシストシステムをトレッキングバイクに持ってきた事になる。
DSCN4444fw (1)
EUで流通している「PWseries SE」ドライブユニット&36V-13.3Ah大容量バッテリー搭載!!
長距離を想定した電動アシストトレッキングバイクだけあって、プラスエコモードプラスで実に237kmを走破可能。
237kmも走破可能なんだから、電動トレッキングバイクとしての機能は十二分に有しているのだ。
DSCN4448t33t (1)
DSCN4448t33t (2)
サイドスタンド
サイドスタンドを標準装備。(´・ω・`)何気に日常性が高いebikeでもある。
サイドスタンドにしては、流線型かつ強靭そうだった。
DSCN4449gegew (2)
LEDライト付リヤキャリア・フェンダー
LEDライト付リヤキャリアとフェンダーを標準装備。
フェンダーとキャリア後方に、LEDライトの付いたリヤキャリアを標準装備。
後方を走る車などに対する被視認性も配慮。
「ヤマハ」2018 YPJ-TC 油圧式ディスクブレーキ 電動自転車 クロスバイク

2018年03月12日 トラックバック(0) コメント(0)

電動クロスバイク系ジャンルにおいて、アシスト可能距離が国内最大級じゃないか!? 2018 YAMAHA YPJ-ECの仕様をチェックしてみる。

DSCN4429nfx (2)
YAMAHA YPJ-EC(参考出展車)
き、記録更新!?
こっ、更新している……!!??
ガクガク((( ;゚Д゚)))ブルブル アシスト可能距離、実に222km!!??
電動クロスバイク系ジャンルにおいて、アシスト可能距離が国内最大級じゃないか!?

この数字を越えるスポーツ系電動クロスバイクや、クロスバイク系ebikeってそうそうないはずですが。
これが、本格ebikeの実力か……
本格スポーツ系YAMAHAパワーユニット「PW-SE」を搭載したebikeと、通常電動アシスト系クロスバイクと

( ;゚ω゚)……とっ、とりあえず、メジャーな電動クロスバイクの最大アシスト可能距離を簡単に一覧にしてみました↓



gfwrfew4532.jpg
パナソニック ジェッター ロングモードで約85km
imgrc0068011989.jpg
ブリヂストン リアルストリーム オートエコモードで90km
DSCN4551gte.jpg
MIYATA CRUISE ECOモードで115km


(´;ω;`)メジャーブランド系電動クロスバイクやebikeって、どんなに頑張っても100kmが限界じゃないですか?
YAMAHA YPJ-ECの222kmというアシスト距離が怖すぎる……いかにとんでもない数字を叩き出しているかが、良く分かります。
えー!? まさか、電動系クロスバイクにおいていきなり200km越えが早速出るなんて予想していなかったな。
せいぜい150kmが限界かと思っていたのですが。
なんでこんなに距離を稼げるかというと、やはりYAMAHAが自前で用意したアシストユニットの存在が大きすぎる訳ですよ。
gallery_pict_003.jpg
欧州で流通しているYAMAHAパワーユニット「PW-SE」。
「YPJ-EC」には、海外で実際に使用されているパワーユニットをそのまま採用。
PWseries SEは、第1世代PWシリーズの一般的な機能をすべて継承&バージョンアップした、最新鋭新型ユニット。
( ゚∀゚)アハハ
これがEUでガチに勝負しているYAMAHAブランドの性能か!
YAMAHAパワーユニット「PW-SE」をそのまま「YAMAHA YPJ-EC」に投入したからこそ、オーバースペックなebikeが完成されたわけですね。
やっぱり、自前でアシストユニットを生産しているメリットてデカいんですね。
du_pict_002.jpg
YAMAHAパワーユニット「PW-SE」トリプルセンサーシステム
トリプルセンサーシステムは、「スムーズかつパワフル」な性能を発揮する為に3つのセンサーシステムを採用。
(1)ペダル踏力を検出するトルクセンサー
(2)自転車の速度を検出する速度センサー
(3)ペダル操作による回転数を検出するクランクセンサー。

これらの3つのセンサーのおかげで、システムはライダーにすべての乗車条件で継続的なアシストを提供してくれる。この一定のアシストは、「滑らかで強力な」アシスト性能を発揮する。

DSCN4432nf (1)
人間工学に基づいたエルゴノミック形状 コンパクトマルチファンクションメーター
SHIMANO SORA ラピッドファイヤーシフト
YAMAHA YPJ-ECは基本的に、SORAスペックの電動クロスバイクですね。
例のエルゴノミック形状の液晶ディスプレーなどを搭載。
SORAスペックのラピッドファイヤーシフトに見られる様に、フラットバーロードに近い変速機構を持っています。
DSCN4432nf (2)
SHIMANO製SORAスペックメカニカルディスクブレーキを前後に装着(φ160mmディスクローター)
通勤~ツーリング対応の700×35Cタイヤ

( ;゚ω゚)……なんと、前後スルーアクスル仕様。
グラベルロード的なebikeを狙っているのだろうか?
DSCN4429nfx (1)
36V-13.3Ah大容量バッテリーを搭載

1充電あたりの走行距離
ハイモード 89km
スタンダードモード109km
エコモード 148km
プラスエコモード 222km
アシストオフモード-

(´・ω・`)注目すべきは、ハイモードですら89kmというアシスト可能距離を叩き出している訳ですよ。
悪路や坂道が多い、路面でも普通に長距離対応してくれそうですね。
DSCN4430nf (1)
SORAスペック外装変速18段
フロントディレイラー SHIMANO SORA
リヤディレイラー SHIMANO SORA
クランク 50T/34T
歯数11T~30T

ソラスペックのロード歯数と変わらない、ドライブトレイン。
ちなみにこの展示車のタイヤは「CST Sensamo Sumo ロードシティタイヤ」を装着してありました。
5mm と厚めのゴム層により、ガラス、tact、釘などのとがったものを原因とするパンクから最大限保護するのを目的としている。
非常に丈夫で長持ち。
(´・ω・`)グラベルロードやアドベンチャ―ロード風に、Clement製シクロクロスタイヤを用意してあげたら楽しそうだな。
折角のメカニカルディスク仕様だし。
DSCN4430nf (2)
「ヤマハ」2018 YPJ-EC 電動自転車 クロスバイク 機械式ディスクブレーキ

2018年03月09日 トラックバック(0) コメント(0)